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けがをする、お金を盗まれるといった犯罪そのものによる直接的な被害だけではなく、被害者の多くは、犯罪被害をきっかけに様々な問題に苦しめられているのです。
犯罪による直接的な被害を一次的被害と言うのに対し、それ以外の問題や被害を二次的被害と言います。

 被害者の抱える問題の中で、最も深刻なものの一つが精神的被害です。殺人・強盗・強姦(かん)・傷害事件等の被害者は、事件が起きた直後から、一種のショック状態が続くことが多く、身体にも心にも変調をきたすことがあります。
 これをASD(Acute Stress Disorder「急性ストレス障害」)症状といい、過覚醒、感覚や感情の麻痺、侵入症状などがみられますが、大半は1カ月以内に自然回復します。
 しかし、1カ月を超えて長引き、重症化する場合もあります。これをPTSD(Post-traumatic Stress Disorder 「心的外傷後ストレス障害」)症状と言います。

心理的反応

  • 恐怖感がぬぐえない。
  • あのとき、こうしていればという自責感をぬぐえない。
  • 何をしていても、不安感がつきまとう。
  • 何もする気が起きない。
  • 絶望感に苛まれ、生きているのがつらい。
  • 孤独感を感じ、疎外されている感じがつきまとう。
  • 突如怒りや復讐心がわきあがる。

身体的反応

  • 緊張がとけない。
  • 動悸がはげしい。
  • 下痢や吐き気に見舞われる。
  • 眠れない。
  • 悪夢にうなされることがある。
  • 食欲不振
  • イライラする。

感覚的反応

  • 感覚や感情がマヒする。
  • 現実だという感覚がない。
  • 自分が自分でないと感じる。
  • 記憶力や判断力が低下する。